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クライミング
Climbing Magazine 🇺🇸

クライミングシューズの選び方【初心者向け】

A Beginner’s Guide to Climbing Shoes

クライミングシューズ選びの基礎知識:初心者向けガイド

2004年コロンバスデーの週末、筆者は15歳で初めてのクライミングシューズをニューハンプシャー州ウェストレバノンのEastern Mountain Sportsで購入しました。当時はまだ「本格的なクライマー」ではなく、一度だけトップロープで外岩を登り、学校の木製ウォールをスニーカーで数時間トラバースした経験がある程度でした。リードクライミングの経験も商業ジムへの訪問もなく、「ドロップニー」や「ヒールフック」、「クリンプ」といった専門用語も知りませんでした。この記事は、そんな初心者がクライミングシューズを選ぶ際の基本的なポイントを解説しています。

クライミングシューズのフィット感と種類

クライミングシューズを選ぶ上で最も重要なのはフィット感です。筆者が初めて購入したシューズは、店員のアドバイスに従い、つま先が少し曲がる程度のサイズを選びました。これは、足の指でホールドを掴む感覚を養う上で非常に重要です。初心者は、足に痛みを感じない程度の快適なフィット感を選ぶべきです。きつすぎると足が痛くなり、クライミングに集中できません。また、緩すぎると足がシューズの中で動き、正確なフットワークが難しくなります。シューズの種類としては、フラットなソールで快適性を重視した「ニュートラルシューズ」、わずかにダウントゥで汎用性の高い「モデレートシューズ」、そしてアグレッシブなダウントゥで高性能な「アグレッシブシューズ」があります。初心者はまずニュートラルシューズかモデレートシューズから始めるのが一般的です。具体的な製品名としては、La SportivaのTarantulaceやScarpaのOriginが初心者向けとして人気があります。これらはフラットなソールで快適性が高く、ジムでの使用に適しています。

クライミングシューズの素材と特徴

クライミングシューズのアッパー素材には、主にレザーとシンセティック(合成皮革)があります。レザーシューズは履き込むほど足に馴染み、通気性も良いですが、伸びやすい傾向があります。シンセティックシューズは伸びが少なく、購入時のフィット感を維持しやすいのが特徴です。また、ソールのゴムの種類も重要で、グリップ力と耐久性のバランスが異なります。一般的に、柔らかいゴムはグリップ力に優れますが、耐久性は劣ります。硬いゴムはその逆です。初心者は、ある程度の耐久性があり、かつ十分なグリップ力を持つソールを選ぶと良いでしょう。クロージャーシステムには、ベルクロ、レースアップ、スリッポンの3種類があります。ベルクロは着脱が容易で、ジムでの使用に便利です。レースアップはフィット感を細かく調整でき、外岩での長時間使用に適しています。スリッポンは最もシンプルで軽量ですが、フィット感の調整はできません。初心者はベルクロタイプから試すのがおすすめです。
実践ヒント
  • 初心者は、つま先が少し曲がる程度の快適なフィット感のシューズを選びましょう。
  • まずはフラットなソールで快適性を重視した「ニュートラルシューズ」か、汎用性の高い「モデレートシューズ」から試しましょう。
  • 着脱が容易なベルクロタイプのシューズは、ジムでの使用に便利です。
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