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サイクリング
r/bikepacking 🇺🇸

マニトバ州ホワイトシェル州立公園を冬にバイクパッキング

Winter bikepacking in Whiteshell Provincial Park, Manitoba

カナダ・マニトバ州の冬期バイクパッキング:ホワイトシェル州立公園350kmの旅

2025年1月3日から8日にかけて、筆者はカナダ・マニトバ州南東部のカナダ楯状地の一部であるホワイトシェル州立公園を舞台に、6日間で350kmの冬期バイクパッキングに挑戦した。この地域を縦断するトランスカナダトレイルは、一部が未整備で失われたり、ハイキング専用区間があったりするため、夏期は長距離のロードライディングを余儀なくされる。しかし、冬期は湖、河川、湿地が凍結することで、スノーモービルルートや氷上を走行する新たなルートが開かれ、より多様な地形を横断する機会が生まれる。

冬期バイクパッキングのルート選定と課題

今回のルートは、ホワイトシェル州立公園の北端にあるセブンシスターズフォールズからスタートし、南端のファルコナーまでを往復する計画だった。しかし、初日にスノーモービルルートが予想以上に荒れており、特に凍結した沼地では深い雪と氷の塊に阻まれ、平均時速がわずか3km/hにまで低下した。このため、当初の計画を変更し、より整備されたスノーモービルルートや州道を利用することになった。筆者は、冬期バイクパッキングのルート選定において、スノーモービルルートの整備状況や、湖や河川の氷の厚さ、積雪量などを事前に確認することの重要性を強調している。特に、湖上走行は距離を短縮できる魅力的な選択肢だが、氷の状態を常に監視し、安全を最優先する必要がある。今回の旅では、凍結した湖上を走行する際に、氷の亀裂や薄い部分に遭遇する場面もあり、常に注意を払う必要があった。

装備とサバイバル術:極寒の環境下での対応

冬期バイクパッキングでは、極寒の環境に対応するための適切な装備が不可欠である。筆者は、-30℃にもなる気温に対応するため、ダウンジャケット、防寒パンツ、防寒ブーツ、厚手のグローブ、バラクラバなどの防寒着を重ね着し、寝袋は-40℃対応のものを使用した。また、調理にはガソリンストーブを使用し、燃料の携行量にも注意を払った。水は、凍結した湖や河川の氷を溶かして確保したが、浄水器も携行し、安全な飲用水を確保した。さらに、GPSデバイスと紙の地図、コンパスを併用し、ナビゲーションの冗長性を確保した。万が一の事態に備え、ファーストエイドキットや修理キットも携行し、自己完結型の旅を実践した。今回の旅では、極寒の環境下でのバッテリーの消耗が早く、充電器や予備バッテリーの携行が重要であることを再認識した。また、凍結した路面での転倒に備え、スパイクタイヤの使用も検討すべきだと述べている。
実践ヒント
  • 冬期バイクパッキングでは、スノーモービルルートの整備状況や湖の氷の状態を事前に確認し、ルート選定に柔軟性を持たせる。
  • 極寒の環境下では、-30℃以下の気温に対応できる防寒着や寝袋、ガソリンストーブなどの適切な装備を準備する。
  • GPSデバイスと紙の地図、コンパスを併用し、ナビゲーションの冗長性を確保するとともに、バッテリーの消耗に備えて予備電源を携行する。
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