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クライミング
LACRUX Klettermagazin 🇩🇪

パタゴニアの「サウスアフリカンルート」(5.12 c/7b+ 1200m)女性初登攀

Erste Frauenbegehung der »South African Route« (5.12 c/7b+ 1200m) in Patagonien

パタゴニアの難ルート「サウスアフリカンルート」女性初の完全踏破
2024年、4人の女性アルピニスト、カロ・ノース、アメリー・キューネ、ジュリア・カッソー、ベレン・プラドスが、パタゴニアのトーレス・デル・パイネ国立公園に位置するセントラルタワー東壁の「サウスアフリカンルート」(5.12 c/7b+、1200m)の女性初の完全踏破に成功しました。この偉業は、アルパインクライミング界における重要なマイルストーンとして注目されています。彼女たちは、この困難なルートをチームワークと卓越したクライミングスキルで乗り越え、女性アルピニストの可能性を世界に示しました。特に、カロ・ノースとアメリー・キューネは、この冒険についてLacruxのアンナ・フォン・ラクルックスとのインタビューに応じ、その詳細を語っています。

挑戦の舞台:トーレス・デル・パイネのセントラルタワー
セントラルタワーは、パタゴニアの象徴的な山岳地帯であるトーレス・デル・パイネ国立公園内にそびえ立つ花崗岩の巨塔です。その東壁に位置する「サウスアフリカンルート」は、全長1200mにも及ぶ長大なルートであり、その難易度は5.12 c/7b+と評価されています。これは、高度なクライミング技術と持久力、そして厳しいパタゴニアの気象条件への対応が求められる、世界でも有数の難ルートの一つです。過去には多くの著名なクライマーが挑戦し、その困難さに直面してきました。今回の女性チームによる完全踏破は、このルートの歴史に新たな1ページを刻むものです。彼女たちは、強風、低温、そして予測不能な天候といったパタゴニア特有の厳しい環境下で、高度なルートファインディングとクライミング能力を発揮し、この偉業を達成しました。この成功は、単なる技術的な挑戦だけでなく、精神的な強さとチームとしての結束力の勝利でもあります。
実践ヒント
  • パタゴニア遠征には、変わりやすい天候に対応できる多層レイヤリングシステムと防水・防風性に優れたアウターウェアが必須です。
  • 長大なアルパインルートに挑戦する際は、事前に十分な体力トレーニングとロープワーク、ビレイ技術の習熟が不可欠です。
  • 遠征計画では、予備の食料や燃料、緊急時の通信手段を確保し、万全の準備を心がけましょう。
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