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登山・ハイキング
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ベテランハイカーが語る、最も恐ろしかった動物との遭遇:それは牛の群れだった

I’m a Lifelong Hiker. My Scariest Animal Encounter Was With a Herd of Cows.

ニュージーランドでの想定外の動物との遭遇
ニュージーランドは「危険な野生動物がいない国」として知られ、ガイドブックにもその旨が記載されている。クマ、ヘビ、マウンテンライオンといった捕食動物は存在せず、固有の動物相は主に鳥類と無害なカエルやトカゲで構成されている。筆者は熱心なハイカーとしてこの情報に魅力を感じ、数種類の毒グモ(ほとんどがオーストラリアからの外来種)に関する簡単なメモを取り、ニュージーランドへの片道航空券を予約した。しかし、長年のハイキング経験を持つ筆者にとって、最も恐ろしい動物との遭遇は、この「安全な国」で、意外な相手である牛の群れによって引き起こされた。

牛の群れによる恐怖体験
筆者はニュージーランドの南島、マウント・アスパイアリング国立公園内のマウント・アスパイアリング・サーキットをハイキング中に、この恐ろしい体験をした。ハイキングルートは、牧草地を横切るように設定されており、そこには数百頭の牛の群れが放牧されていた。初めは穏やかに見えた牛たちだったが、筆者が群れの中を通り抜けようとすると、突然、数頭の牛が威嚇するように頭を下げ、地面を蹄で掻き始めた。特に、一頭の巨大な雄牛が筆者に突進するような動きを見せ、筆者は恐怖を感じてその場から逃げ出した。牛の群れは、筆者を追いかけるように動き、筆者は牧草地のフェンスを乗り越えて辛うじて逃げ延びた。この体験は、筆者にとってこれまでのハイキング人生で最も危険で、心臓が止まるかと思うほどの恐怖だったと語られている。牛は草食動物であり、通常は人間に対して攻撃的ではないと考えられているが、群れでいる場合や、子牛を守ろうとする場合、あるいは人間が彼らのテリトリーを侵害したと感じた場合に、予期せぬ行動に出ることがある。特に、牧草地を横切るハイキングコースでは、このようなリスクが存在することを認識しておく必要がある。

教訓と今後の対策
この体験から筆者は、どんなに「安全」とされている場所でも、予期せぬ危険が潜んでいることを痛感した。特に、家畜であっても、その行動を予測することは難しく、群れでいる場合は特に注意が必要である。筆者は、今後牧草地を横切るハイキングコースを歩く際には、牛の群れから十分な距離を保ち、彼らを刺激しないように細心の注意を払うことを誓った。また、万が一遭遇した場合には、冷静に対処し、無理に突破しようとせず、迂回するなどの選択肢を検討することの重要性を学んだ。この出来事は、自然の中での活動において、常に周囲の状況に注意を払い、あらゆる可能性を考慮することの重要性を再認識させるものとなった。ニュージーランドのような「危険な野生動物がいない」と謳われる国であっても、油断は禁物であり、常に安全意識を持って行動することが求められる。
実践ヒント
  • 牧草地を横切る際は、牛の群れから十分な距離を保つ。
  • 牛が威嚇するような行動を見せたら、無理に近づかず、迂回する。
  • 子牛がいる場合は、特に親牛が攻撃的になる可能性があるため注意する。
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