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登山・ハイキング
r/Mountaineering 🇺🇸

ユーコン準州南部、ラングラー・セントイライアス山脈で76年前に消息を絶った4発旅客機(乗員乗客44名)の捜索に、ロッククライマーの協力求む

Need rock mountaineers help in looking for four-engine passenger plane missing for 76 years with 44 passengers and crew in Wrangle or St. Elias mountains, southern Yukon Territory

76年前の旅客機遭難事故、登山家による捜索協力呼びかけ
76年以上前、1947年1月26日に、4発のダグラスC-54スカイマスター(シリアル番号42-72469)が、アラスカ州ノースウェイとユーコン準州ホワイトホース間の飛行中に消息を絶ちました。この機体には乗員4名と乗客38名の計42名が搭乗しており、高度10,000フィートを飛行中でした。当時の記録によると、北西からの強風と悪天候が原因で、機体は予定されていた2つのルートのいずれかから逸脱した可能性が高いとされています。捜索活動は、カナダ空軍とアメリカ空軍によって大規模に行われましたが、機体の残骸や搭乗者の痕跡は一切発見されませんでした。この事故は、カナダの航空史上、最も長く未解決の謎の一つとなっています。

捜索対象地域と困難な条件
捜索の焦点となっているのは、ユーコン準州南部、アラスカとの国境にまたがるレングル山脈またはセントエライアス山脈の広大なエリアです。これらの山脈は、北米で最も手つかずの荒野の一つであり、標高の高い山々、広大な氷河、そして予測不可能な気象条件が特徴です。特に、セントエライアス山脈は、北米最高峰の一つであるローガン山(標高5,959m)を擁し、その周辺は永久凍土と氷河に覆われています。この地域は、アクセスが極めて困難であり、夏季でも気温が低く、突然の吹雪に見舞われることがあります。過去の捜索では、航空機からの目視や地上からの探索が行われましたが、広大な範囲と地形の複雑さ、そして積雪や氷河の移動により、発見には至りませんでした。

現代の登山技術と装備への期待
今回の捜索協力の呼びかけは、現代の登山家が持つ高度なナビゲーション技術、耐久性の高い装備、そして極限環境でのサバイバル能力に期待を寄せています。特に、GPS技術、衛星通信機器、そして軽量かつ保温性に優れた登山ウェアやテントは、76年前には存在しなかったものです。また、ドローン技術や高解像度衛星画像解析なども、広範囲を効率的に探索する上で有効な手段となり得ます。捜索隊は、経験豊富な登山家やバックカントリースキーヤー、氷河探検家など、厳しい山岳環境での活動に精通した人々の協力を求めています。彼らの専門知識と現代の技術を組み合わせることで、長年未解決だったこの謎の解明に繋がる可能性が期待されています。捜索活動は、特に夏季の限られた期間に行われることが想定されており、参加者には高度な登山スキルと自己完結能力が求められます。
実践ヒント
  • 山岳地帯での行動計画は、常に複数の代替ルートを考慮し、悪天候時のエスケープルートを確保する。
  • 極地での活動では、GPS、衛星電話、PLB(パーソナルロケータービーコン)など、複数の通信・位置特定手段を携行する。
  • 長期の山岳探査では、軽量で耐久性の高いテント、寝袋、防寒着など、極限環境に対応できる装備を厳選する。
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