← 一覧に戻る
登山・ハイキング
The Trek 🇺🇸

バマからバクスターへ、第6週:ノースカロライナのATでゆっくりと前進

Bama to Baxter, Week #6: Making Slow Progress on the AT in North Carolina

アパラチアントレイル、ノースカロライナ州での遅々とした進行

アパラチアントレイル(AT)をスルーハイク中の筆者は、6週目となるノースカロライナ州での行程について報告している。この週は特に雨が多く、進捗は遅れ気味であった。36日目、筆者はフランクリン(Franklin, NC)へのネロ(Nero:ほぼ休憩日)を計画していたが、夜通しの雨によりテントの足元が浸水していることに気づき、午前5時には起床。幸い、寝袋は濡れずに済んだものの、朝食はテント内で済ませ、濡れた装備を撤収するのに時間を要した。フランクリンへの道中、筆者はATの標識が設置された道路を歩き、町に到着。フランクリンはATハイカーにとって重要な補給地点であり、多くのハイカーが立ち寄る場所である。筆者は町で洗濯や食料の調達を行い、地元のレストランで食事を楽しんだ。

悪天候と体調管理の課題

37日目以降も悪天候は続き、筆者は雨の中でのハイキングを余儀なくされた。特に印象的だったのは、午前中に激しい雷雨に見舞われたことである。雷鳴が轟く中、筆者は安全な場所を求めて急ぎ足で進んだ。このような状況下では、体温の維持が重要となるため、レインウェアの着用や濡れた衣服の交換など、適切な体調管理が求められる。また、雨でぬかるんだトレイルは滑りやすく、転倒のリスクも高まるため、慎重な足運びが不可欠である。筆者はこの週、体調を崩すことなく、着実に距離を稼ぐことに努めたが、悪天候による疲労は蓄積されていった。ATのロングトレイルでは、天候の変化に対応できる装備と精神力が求められることを改めて実感させられる内容となっている。

ATハイカーのコミュニティとサポート

フランクリンのようなAT沿いの町では、ハイカー向けの様々なサポートが提供されている。筆者は町で、他のハイカーと情報交換をしたり、地元の住民から温かい歓迎を受けたりした。ATは単なる長距離トレイルではなく、ハイカー同士のコミュニティや、沿道の住民との交流を通じて、特別な体験を提供する場でもある。また、筆者はこの週、ATの公式なルートを外れて、町へのアクセスや補給を行う場面が何度かあった。これはロングトレイルにおいて一般的な行動であり、ハイカーは自身のペースや必要に応じて、柔軟にルートを選択することが許されている。悪天候や体調不良に見舞われながらも、筆者はATの旅を継続しており、その経験は他のハイカーにとって貴重な情報源となるだろう。
実践ヒント
  • ロングトレイルでは、雨天時のテント浸水を防ぐため、設営場所の選定に注意し、排水溝を掘るなどの対策を検討する。
  • 悪天候下でのハイキングでは、体温維持のため、防水・透湿性に優れたレインウェアを着用し、濡れた衣服は速やかに交換する。
  • ロングトレイルの町では、洗濯や食料調達、他のハイカーとの情報交換など、積極的にサービスを利用する。
元の記事を読む →

関連ギア

レインウェア
トレッキングシューズ