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登山・ハイキング
The Trek 🇺🇸

クマに怯え、放たれた二本目の矢

Bear Scare and the Second Arrow

アパラチアン・トレイルでの熊との遭遇と初めてのホステル体験
アパラチアン・トレイル(AT)のノースバウンド(NOBO)スルーハイク5日目と6日目は、初めてのホステル滞在と熊との遭遇という、印象的な出来事の連続でした。5日目の夜、私は「マウンテン・クロスロード・ホステル」に到着しました。このホステルは、ATからわずか0.1マイル(約160メートル)の距離に位置し、ハイカーにとって非常に便利な立地です。到着後、私はすぐにシャワーを浴び、洗濯を済ませ、ホステルが提供する夕食である「ハイカー・ヘブン・ピザ」を堪能しました。このピザは、長時間のハイキングで疲れた体にとって、まさに天国のようなご馳走でした。ホステルでは、他のハイカーたちとの交流も深まり、情報交換や共通の体験を分かち合う貴重な時間となりました。

熊との遭遇と「セカンドアロー」の教訓
翌朝、ホステルを出発し、再びトレイルに戻った私は、忘れられない出来事に遭遇しました。トレイルを歩いていると、突然、約15ヤード(約13.7メートル)先に黒い塊が見えました。それは、トレイルの真ん中に座っている大きな熊でした。私はすぐに立ち止まり、熊が私に気づいているかどうかを確認しました。幸いにも、熊は私に気づいていないようでした。私は静かにバックパックから熊スプレーを取り出し、準備をしました。熊はゆっくりと立ち上がり、トレイルの脇に移動しましたが、まだ私から離れてはいませんでした。私は熊が完全に視界から消えるまで、その場に留まりました。この経験は、私に「セカンドアロー」という教訓を思い出させました。仏教の教えである「セカンドアロー」とは、最初の苦痛(ファーストアロー)は避けられないが、その苦痛に対する反応(セカンドアロー)は自分でコントロールできるというものです。熊との遭遇はファーストアローであり、恐怖や不安を感じるのは自然なことですが、その後のパニックや過剰な反応はセカンドアローであり、避けるべきものです。私はこの経験を通して、冷静に対処することの重要性を再認識しました。この出来事は、アパラチアン・トレイルでのハイキングが、単なる身体的な挑戦だけでなく、精神的な成長の機会でもあることを教えてくれました。
実践ヒント
  • アパラチアン・トレイルをスルーハイクする際は、ホステルを積極的に利用し、シャワーや洗濯、食事でリフレッシュしましょう。
  • 熊との遭遇に備え、熊スプレーを常に携行し、すぐに取り出せる場所に保管しましょう。
  • 熊に遭遇した際は、冷静さを保ち、熊の行動を観察しながら、安全な距離を保つようにしましょう。
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