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登山・ハイキング
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イエローストーンとグレーシャーで1週間に2件のグリズリー襲撃。専門家が語る「これがニューノーマルなのか?」

Two Grizzly Attacks Hit Yellowstone and Glacier in One Week. An Expert Explains If This Is the New Normal.

イエローストーンとグレーシャー国立公園におけるグリズリー襲撃事件の増加と専門家の見解
2024年5月上旬、イエローストーン国立公園とグレーシャー国立公園で相次いでグリズリーによる襲撃事件が発生しました。5月6日にはグレーシャー国立公園で28年ぶりとなる死亡事故が発生し、その2日前にはイエローストーンで2人のハイカーが襲われました。アラスカ以外では、これら2つのロッキー山脈の国立公園が、他の国立公園サービス(NPS)の敷地と比較して最もグリズリーの生息密度が高い地域です。これらの事件は、専門家やアウトドア愛好家の間で、グリズリーとの遭遇リスクが新たな常態となるのかという懸念を引き起こしています。

グリズリーの行動変化と遭遇リスク要因
専門家は、グリズリーの行動パターンが変化している可能性を指摘しています。気候変動による生息地の変化や食料源の変動が、グリズリーを人間が活動する地域へと引き寄せている可能性があります。また、公園を訪れる人々の増加も、遭遇リスクを高める要因となっています。特に、単独行動のハイカーや、適切なクマ対策(ベアスプレーの携行、食料の適切な保管など)を怠る人々は、より高いリスクに晒されます。過去の事例では、不意の遭遇が襲撃に繋がることが多く、クマの存在に気づかずに接近してしまうケースが散見されます。専門家は、クマの活動が活発になる春から秋にかけては特に注意が必要であると強調しています。

ハイカーへの注意喚起と実践的対策
国立公園局は、ハイカーに対し、常にクマへの警戒を怠らないよう呼びかけています。具体的には、グループで行動すること、音を立てながら歩くこと、ベアスプレーを常に携行し、すぐに使える状態にしておくこと、食料やゴミはベアキャニスターやベアバッグに入れて適切に保管することなどが挙げられます。また、クマに遭遇した際の対処法を事前に理解しておくことも重要です。グリズリーは一般的に人間を避ける傾向がありますが、子連れのメスや、不意に遭遇した場合、あるいは食料を守ろうとする場合には攻撃的になることがあります。これらの対策を徹底することで、遭遇リスクを最小限に抑え、安全なアウトドア活動を楽しむことができます。専門家は、これらの対策が「新しい常態」における必須事項であると指摘しています。
実践ヒント
  • ベアスプレーを常に携行し、すぐに使える状態にしておく。
  • グループで行動し、音を立てながら歩くことでクマに人間の存在を知らせる。
  • 食料やゴミはベアキャニスターやベアバッグに入れ、適切に保管する。
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