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登山・ハイキング
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スルーハイカーに学ぶ、効率的なパッキング術

How to Pack for Efficiency, According to a Thru-Hiker

スルーハイカーが語る効率的なパッキング術:休憩時間の短縮と高頻度使用アイテムの配置

スルーハイカーとして経験を積んだ筆者は、コロラド・トレイルの北端を出発する頃には、極めて効率的なパッキング術を身につけていた。日中の休憩は水ろ過のためだけに短時間取る程度で、常に早くキャンプ地に到着することを目標としていた。長距離を歩くにつれて、日中の効率性を高める必要があり、そのためには休憩時間を短縮し、高頻度で使用するアイテムを素早く取り出せるようにギアをパッキングするスキルが不可欠だった。

高頻度使用アイテムの配置とパッキングのコツ

筆者は、バックパックのパッキングにおいて、アイテムの使用頻度と緊急性を考慮した配置を重視している。例えば、水筒や浄水器、行動食、レインウェア、地図、コンパス、ヘッドランプ、ファーストエイドキットなどは、バックパックのアクセスしやすい位置に収納する。具体的には、バックパックのサイドポケット、ヒップベルトポケット、またはトップリッド(雨蓋)にこれらを配置することで、バックパックを下ろすことなく、あるいは最小限の動作で取り出せるように工夫している。これにより、休憩時間を大幅に短縮し、移動のフローを維持することが可能になる。また、パッキングの際には、アイテムを種類ごとにスタッフサックやジップロックにまとめ、圧縮することで、バックパック内のスペースを有効活用し、重量バランスを最適化することも重要である。特に、衣類は防水スタッフサックに入れることで、雨天時でも濡れるのを防ぎ、緊急時の着替えを確保する。寝袋やテントなどの低頻度使用アイテムは、バックパックの底や奥に収納し、日中の行動中に取り出す必要がないようにする。これにより、バックパックの重心を安定させ、長時間の歩行における疲労を軽減する効果も期待できる。

実践的なパッキング術と心構え

効率的なパッキングは、単にギアを詰め込むだけでなく、それぞれのアイテムの役割と使用頻度を理解し、それに基づいて配置する戦略的なプロセスである。筆者は、このパッキング術をトライアスロンの経験から多く学んだと述べている。トライアスロンでは、トランジションエリアでの時間のロスを最小限に抑えるために、ギアの配置と取り出しの効率性が極めて重要となる。この考え方をスルーハイキングに応用することで、日中の休憩時間を短縮し、より多くの距離を移動できるようになる。また、パッキングの際には、不必要なアイテムは持っていかない「ミニマリズム」の考え方も重要である。軽量化は、長距離ハイキングにおける疲労軽減と効率性向上に直結するため、各アイテムの必要性を厳しく吟味し、本当に必要なものだけを選び抜くことが求められる。最終的には、個人の経験と好みに合わせてパッキング術を調整し、自分にとって最も効率的で快適なシステムを構築することが、成功するスルーハイクの鍵となる。
実践ヒント
  • 高頻度使用アイテム(水筒、浄水器、行動食、レインウェア、地図、コンパス、ヘッドランプ、ファーストエイドキットなど)は、バックパックのサイドポケット、ヒップベルトポケット、トップリッドなど、アクセスしやすい位置に収納する。
  • 衣類は防水スタッフサックに入れ、種類ごとにまとめることで、雨天時の濡れを防ぎ、バックパック内の整理整頓とスペース効率を高める。
  • 寝袋やテントなどの低頻度使用アイテムはバックパックの底や奥に収納し、重心を安定させ、日中の行動中に取り出す必要がないようにする。
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