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公共アクセス団体がモンタナ州を提訴:角を横断する権利を巡り87万エーカーが係争中

Public-Access Groups Sue Montana Over Corner Crossing: 871,000 Acres at Stake

モンタナ州における「コーナー・クロッシング」訴訟の勃発
モンタナ州では、公共地のアクセス権を巡る重要な訴訟が提起されました。この訴訟は、2つの公共アクセス団体、Backcountry Hunters & Anglers (BHA)とPublic Land & Water Access Association (PLWA)によって、ルイス・クラーク郡地方裁判所に5月14日に提訴されたものです。訴訟の焦点は、「コーナー・クロッシング」と呼ばれる行為、すなわち、公有地と公有地の角で、私有地を横断することなく、一方の公有地からもう一方の公有地へ移動することが合法であるか否かという点にあります。この問題は、モンタナ州副知事クリステン・ジュラスが州議会議員に対し、モンタナ州の財産法および不法侵入法の下ではコーナー・クロッシングが違法であると述べた翌日に訴訟が提起されたことで、さらに注目を集めています。この訴訟は、約871,000エーカーに及ぶ広大な公共地のアクセス権に影響を及ぼす可能性があり、アウトドア愛好家や土地所有者の間で大きな関心を集めています。

「コーナー・クロッシング」を巡る法的・歴史的背景
「コーナー・クロッシング」の問題は、特に西部諸州において、土地の所有形態がモザイク状になっていることに起因します。米国では、公有地が私有地と交互に配置されるチェッカーボード状の土地所有パターンが一般的であり、これにより、公有地へのアクセスが私有地によって遮断されるケースが多々発生します。この訴訟の背景には、2020年と2021年にワイオミング州で発生した類似の事件があります。この事件では、4人のハンターが、私有地の空域を横断したとして不法侵入の罪で起訴されましたが、最終的には無罪となりました。このワイオミング州の判決は、モンタナ州の訴訟における重要な先例となる可能性があります。モンタナ州の訴訟では、BHAとPLWAが、公有地から公有地への移動が、私有地の空域を横断したとしても、不法侵入には当たらないと主張しています。彼らは、私有地の地表に足を踏み入れない限り、合法的なアクセスが可能であるという法的解釈を求めています。この訴訟は、モンタナ州の広大な公有地へのアクセスを確保し、アウトドア活動の自由を守る上で極めて重要な意味を持っています。
実践ヒント
  • 公共地へのアクセスを計画する際は、事前に土地の所有形態(公有地、私有地、国有林、州有地など)を地図やオンラインツールで確認し、私有地を横断しないルートを選定しましょう。
  • 特にチェッカーボード状の土地が多い地域では、GPSデバイスやスマートフォンアプリを活用し、現在地と公有地・私有地の境界線を正確に把握することが重要です。
  • 不明な点がある場合は、地域の土地管理局やアウトドア団体に問い合わせ、最新のアクセス規制や法的解釈について確認することをお勧めします。
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