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塩を塗るような仕打ち?トヨタが禁断のランドクルーザー300系にさらなるパワーを与えた件

Salt in the Wound: Toyota Gives Forbidden 300 Series Land Cruiser Way More Power

米国市場におけるランドクルーザー300シリーズの状況と新たなハイブリッドパワートレイン

2021年、トヨタがランドクルーザー200シリーズの後継として300シリーズを世界市場に投入した際、米国市場には小型のランドクルーザープラドのリバッジ版が導入されました。この決定は、米国のアウトドア愛好家やオフロードファンにとって大きな失望となりました。しかし、トヨタはさらに、グローバル市場向けの300シリーズに、より強力なハイブリッドパワートレインを搭載したモデルを発表しました。この新しいパワートレインは、特にオーストラリア市場のGR SportおよびSahara ZXモデルに導入され、パフォーマンスの大幅な向上が期待されています。

新ハイブリッドパワートレインの詳細と市場への影響

この新しいハイブリッドパワートレインは、ツインターボディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせたもので、最高出力309馬力、最大トルク700Nmを発生します。これは、従来のガソリンエンジンモデルと比較して、出力とトルクの両面で顕著な向上を意味します。特に、オフロード走行や牽引能力を重視するユーザーにとっては、非常に魅力的なアップグレードとなるでしょう。このパワートレインは、燃費効率の向上にも寄与し、環境性能と走行性能の両立を実現しています。オーストラリア市場では、GR SportとSahara ZXモデルにこのハイブリッドパワートレインが搭載され、2024年の後半に発売される予定です。価格は、GR Sportが約10万ドル、Sahara ZXが約11万ドルと予想されており、高価格帯ながらもその性能とブランド価値から高い需要が見込まれます。

米国市場では、2024年モデルとしてランドクルーザープラドのリバッジ版が導入されましたが、これは300シリーズとは異なるプラットフォームを使用しています。米国版ランドクルーザーは、2.4リッターターボチャージド4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドパワートレインを搭載し、最高出力326馬力、最大トルク630Nmを発生します。これは、グローバル市場向けの300シリーズのディーゼルハイブリッドと比較しても遜色のない性能ですが、車両のサイズやプラットフォームが異なるため、直接的な比較は難しいでしょう。米国市場のランドクルーザーは、よりコンパクトなサイズと手頃な価格帯で、新たな顧客層の獲得を目指しています。グローバル市場向けの300シリーズの強化は、米国市場のユーザーにとっては「塩を塗るような」状況かもしれませんが、それぞれの市場のニーズに合わせた戦略が展開されていると言えます。
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