← 一覧に戻る
クライミング
LACRUX Klettermagazin 🇩🇪

Ocúnの2つのシューズ:Jett SとDiamond Sを比較

Zwei Schuhe, ein Hersteller: Die Modelle Jett S und Diamond S von Ocún

Ocúnの新作クライミングシューズ:Jett SとDiamond Sの比較レビュー
チェコのクライミングギアメーカーOcúnは、新作クライミングシューズ「Jett S」と「Diamond S」を発表しました。一見すると似たデザインの両モデルですが、それぞれ異なる特性を持ち、特定のクライミングスタイルや地形に最適化されています。本レビューでは、これら2つのシューズを詳細に比較し、それぞれの特徴と最適な使用シーンを解説します。

Jett S:オールラウンドな快適性とパフォーマンス
Jett Sは、より幅広いクライマーに対応するオールラウンドモデルとして設計されています。特に、快適性を重視しながらも高いパフォーマンスを求めるクライマーに適しています。このモデルは、適度な非対称性とダウントゥ形状を持ち、様々なフットホールドに対応できる汎用性の高さが特徴です。アッパー素材にはマイクロファイバーが採用されており、足に馴染みやすく、長時間の着用でも快適さを保ちます。ソールにはOcún独自の「CAT Rubber 1.5」が使用されており、優れたフリクション性能と耐久性を両立しています。Jett Sは、ジムでのトレーニングから屋外のマルチピッチクライミング、さらにはボルダリングまで、幅広いシーンで活躍するでしょう。特に、足への負担を軽減しつつ、確実なエッジングとスメアリングを可能にするバランスの取れた性能は、中級者から上級者まで多くのクライマーに評価されるポイントです。

Diamond S:高難度ルートとテクニカルなムーブに特化
一方、Diamond Sは、よりアグレッシブなクライミングスタイルと高難度ルートに特化したモデルです。Jett Sと比較して、より強いダウントゥと非対称性を持つことで、小さなフットホールドやオーバーハングでのフッキング性能を最大限に引き出します。アッパーには、より硬質なマイクロファイバーと合成皮革の組み合わせが採用されており、シューズ全体の剛性を高め、精密な足裏感覚と強力なエッジングを可能にします。ソールには、Diamond S専用に調整された「CAT Rubber 1.5」が使用され、極限のフリクションと耐久性を追求しています。このモデルは、特に高難度のボルダリング、スポーツクライミング、そしてテクニカルなアルパインクライミングにおいて、その真価を発揮します。ヒールフックやトゥフックといった高度なムーブを多用するクライマーにとって、Diamond Sは強力な武器となるでしょう。精密なフットワークと最大限のパワー伝達を求めるエキスパートクライマーに最適な選択肢と言えます。
実践ヒント
  • クライミングシューズを選ぶ際は、自身のクライミングスタイル(ボルダリング、スポーツクライミング、マルチピッチなど)とレベルに合わせて、ダウントゥの強さや非対称性を考慮しましょう。
  • 快適性を重視するならJett Sのようなオールラウンドモデル、高難度ルートやテクニカルなムーブに挑戦するならDiamond Sのようなアグレッシブモデルが適しています。
  • 可能であれば、実際に試着して足の形に合うか、フットホールドに乗った際の感覚を確認することが重要です。
元の記事を読む →

関連ギア

Ocún クライミングシューズ