← 一覧に戻る
World Topics
GearJunkie 🇺🇸

トランプ氏のD.C.ゴルフ場計画、歴史的桜並木と人気のリバートレイルを廃止か

Trump’s D.C. Golf Course Plan Could Scrap Historic Cherry Trees and a Beloved Riverside Trail

トランプ氏のゴルフ場改修計画、歴史的桜並木と人気トレイルに影響か

ドナルド・トランプ前大統領は、ワシントンD.C.にある歴史的な公共ゴルフコース「イースト・ポトマック・ゴルフ・リンクス」を、主要なトーナメント開催が可能なチャンピオンシップコースへと改修する計画を進めています。しかし、最近の現地視察で明らかになった計画案では、この改修がヘインズ・ポイントの歴史的な桜並木、人気の河畔サイクリングロード、ミニゴルフ場、その他の公共レクリエーション施設に影響を及ぼす可能性が指摘されています。トランプ氏は6月28日、内務長官のダグ・バーガム氏、ホワイトハウス補佐官、ゴルフコース設計士らと共に、連邦政府所有の同ゴルフコースを視察しました。

改修計画の詳細と懸念される影響

イースト・ポトマック・ゴルフ・リンクスは、1920年代にタイダルベイスン周辺の桜並木を設計したことで知られる造園家、フレデリック・ロー・オルムステッド・ジュニアによって設計されました。このコースは、ポトマック川とアナコスティア川に挟まれたヘインズ・ポイントに位置し、ワシントンD.C.のダウンタウンからわずか数分の距離にあります。改修計画では、コースの全長を約7,000ヤードに延長し、トーナメント開催基準を満たすための大規模な変更が提案されています。これには、既存の9ホールおよび18ホールのコースの再設計、練習施設の拡張、クラブハウスの改築などが含まれます。

しかし、この計画にはいくつかの懸念が浮上しています。特に、コースの拡張に伴い、ヘインズ・ポイントに植えられた歴史的な桜の木々が伐採される可能性が指摘されています。これらの桜は、ワシントンD.C.の象徴であり、毎年春には全米から観光客が訪れる重要な観光資源です。また、ポトマック川沿いを走る人気のサイクリングロードも、コースの再設計によって一部が移設または廃止される可能性があります。このトレイルは、地元住民や観光客にとって重要なレクリエーションスペースであり、その変更は地域社会に大きな影響を与えると考えられます。さらに、ミニゴルフ場やパッティンググリーンといった、よりカジュアルな公共レクリエーション施設も、改修計画の対象となる可能性があります。

トランプ氏は、この改修プロジェクトを「世界最高のゴルフコースの一つ」にすると意気込んでいますが、歴史的・環境的価値の保護と、公共のアクセス維持との間で、慎重なバランスが求められています。計画の最終決定には、環境影響評価や地域住民との協議など、さらなるプロセスが必要となるでしょう。このプロジェクトは、単なるゴルフコースの改修に留まらず、ワシントンD.C.の景観、歴史、そして公共のレクリエーションスペースの未来に大きな影響を与える可能性があります。
元の記事を読む →