← 一覧に戻る
サイクリング
The Radavist 🇺🇸

読者の愛車:ジャレッドのインディペンデント・ファブリケーション SSR

Readers’ Rides: Jarred’s Independent Fabrication SSR

クラック入りIndependent Fabrication SSRの再生プロジェクト
本記事は、Facebook Marketplaceで入手したIndependent Fabrication SSR(以下、Indy Fab SSR)のフレームを修理し、理想のバイクを構築したジャーレッド氏のプロジェクトを紹介する。スチールフレームの魅力は、万が一クラックが入っても修理可能である点にあり、ジャーレッド氏はこの特性を活かして、ボトムブラケット付近のチェーンステーにクラックが入ったIndy Fab SSRのフレームを救出した。以前からSSRに憧れていたものの、なかなか手に入れる機会がなかったジャーレッド氏にとって、このクラック入りフレームは、憧れのバイクを手に入れるチャンスとなった。

修理とカスタムビルドの詳細
フレームの修理は、地元の溶接工に依頼し、クラックの入ったチェーンステーを溶接してもらった。修理費用は、フレームの購入価格と合わせて、新品のフレームを購入するよりもはるかに安価に抑えられたという。修理後、ジャーレッド氏はフレームをパウダーコートで再塗装し、新たな命を吹き込んだ。カラーは、鮮やかな「キャンディレッド」を選択し、Indy Fabのロゴは、オリジナルのデザインを忠実に再現したデカールで仕上げた。このカスタムビルドの核となるのは、Shimano GRXコンポーネントの採用である。特に、GRX 810シリーズのクランクセットとリアディレイラーは、信頼性と耐久性を両立させ、グラベルライドに最適な性能を発揮する。また、フロントには、Paul Components Klamperメカニカルディスクブレーキを搭載し、優れた制動力を確保している。ホイールは、Velocity AileronリムにWhite Industries CLDハブを組み合わせた手組みホイールを採用し、耐久性と軽量性を追求した。タイヤは、Panaracer GravelKing SK 700x43cを装着し、様々な路面状況に対応できる汎用性を持たせた。その他、Thomson Eliteシートポスト、Brooks C17サドル、Ritchey VentureMaxハンドルバーなど、細部にわたってジャーレッド氏のこだわりが詰まったパーツが選定されている。

完成したバイクのインプレッション
修理とカスタムビルドを経て完成したIndy Fab SSRは、ジャーレッド氏にとってまさに理想のグラベルバイクとなった。スチールフレーム特有のしなやかな乗り心地は、長距離ライドでもライダーの疲労を軽減し、グラベルロードの振動を吸収してくれる。Shimano GRXコンポーネントは、正確でスムーズな変速性能を提供し、Paul Components Klamperブレーキは、あらゆる状況下で信頼性の高い制動力を発揮する。ジャーレッド氏は、このバイクで様々なグラベルライドを楽しんでおり、その性能と乗り心地に非常に満足しているという。クラック入りフレームを再生するというユニークなアプローチで、憧れのバイクを手に入れたジャーレッド氏のプロジェクトは、スチールフレームの可能性と、カスタムビルドの楽しさを改めて教えてくれる事例と言えるだろう。
実践ヒント
  • スチールフレームのクラックは専門業者に依頼すれば修理可能であることを覚えておきましょう。
  • Facebook Marketplaceなどのフリマサイトでは、クラック入りフレームなど、修理を前提とした掘り出し物が見つかることがあります。
  • カスタムビルドでは、コンポーネントやパーツの組み合わせによって、自分好みの乗り味や性能を実現できます。
元の記事を読む →

関連ギア

グラベルロードバイク
シマノ GRX
パナレーサー グラベルキング