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ベアーズ・イヤーズとグランド・ステアケース・エスカランテ、前例のない縮小を示す新地図が公開。失われるものとは

New Maps Show Unprecedented Cuts to Bears Ears and Grand Staircase-Escalante. This Is What They’re Losing

ベアーズ・イヤーズとグランド・ステアケース・エスカランテ国立モニュメントの縮小:失われる自然と文化遺産

米国ホワイトハウスが発表したベアーズ・イヤーズとグランド・ステアケース・エスカランテ国立モニュメントの境界線変更に関する新たな地図が公開され、その大幅な縮小が明らかになりました。この変更により、これまで保護されてきた人気のあるバックパッキングルート、渓谷、そして重要な文化遺跡の多くが国立モニュメントの境界外に置かれ、石油・ガス掘削や鉱業開発の脅威にさらされる可能性が浮上しています。サザン・ユタ・ウィルダネス・アライアンス(SUWA)とザ・ウィルダネス・ソサエティ(TWS)が公開したほぼ同一の地図は、この縮小の具体的な範囲を明確に示しています。

縮小された保護区の具体的な影響と懸念

ベアーズ・イヤーズ国立モニュメントは、元の135万エーカーから20万エーカーにまで縮小され、約85%が保護を失いました。特に、モニュメントの北側と南側の大部分が除外され、その中には「バレー・オブ・ザ・ゴッズ」や「シーダー・メサ」といった象徴的な場所が含まれます。これらの地域は、先住民の聖地であり、古代の岩絵や住居跡が豊富に存在します。また、人気のあるバックパッキングルートである「グランド・ガルチ」や「ホワイト・キャニオン」も、その大部分が新たな境界線の外側に位置することになりました。グランド・ステアケース・エスカランテ国立モニュメントも同様に、元の190万エーカーから100万エーカーに縮小され、約50%が保護を失いました。この縮小により、「エスカランテ・キャニオン」や「コヨーテ・ガルチ」といった人気のハイキングエリアが、潜在的な開発の対象となる可能性があります。これらの地域は、独特の地質学的特徴と豊かな生態系で知られています。

この境界線変更は、環境保護団体や先住民コミュニティから強い反発を受けています。彼らは、これらの地域が持つ生態学的、地質学的、文化的な価値が損なわれることを懸念しており、訴訟を通じてこの決定に異議を唱える姿勢を示しています。特に、先住民の聖地が開発の脅威にさらされることは、彼らの文化と歴史に対する深刻な影響を及ぼすと指摘されています。今回の地図公開は、これらの貴重な自然と文化遺産が直面する危機を具体的に示しており、今後の動向が注目されます。
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