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登山・ハイキング
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スルーハイカーが防水ハイキングブーツを諦める理由

Why Most Thru-Hikers Abandon Waterproof Hiking Boots

スルーハイカーが防水ハイキングブーツを避ける理由

多くのハイカー、特に長距離を歩くスルーハイカーにとって、防水ハイキングブーツは一見すると魅力的な選択肢に思えます。しかし、実際には多くのスルーハイカーが防水ブーツの使用を途中で断念するか、最初から避ける傾向にあります。その主な理由は、防水技術が持つ「水を外から入れない」という特性が、「一度入った水を外に出さない」という欠点にもなるためです。

防水ブーツの落とし穴と代替案

防水ハイキングブーツの最大の欠点は、一度内部が濡れてしまうと非常に乾きにくい点にあります。雨が激しく降ったり、足元から水が浸入したり、汗で内部が湿ったりした場合、防水メンブレンは水分を靴の中に閉じ込めてしまいます。これにより、足は長時間濡れた状態に置かれ、水ぶくれ、皮膚のふやけ、不快感、さらには真菌感染症のリスクが高まります。特に数日間にわたる長距離ハイキングでは、靴を完全に乾かす機会が限られるため、この問題は深刻です。濡れた靴は重く、足への負担も増大します。

このような理由から、多くのスルーハイカーは防水機能のない、通気性の高いハイキングシューズやトレイルランニングシューズを選択します。これらのシューズは、水に濡れても比較的早く乾くため、足の健康を維持しやすくなります。また、防水ソックス(例:Darn Tough Hiker Boot Sock Full Cushionなどのウールソックス)を併用することで、足の快適さを保ちつつ、濡れても冷えにくい環境を作り出すことができます。さらに、ゲイター(スパッツ)を使用することで、雨や泥、小石などが靴の中に入るのを防ぐ効果も期待できます。重要なのは、足が濡れることを完全に防ぐのではなく、濡れても素早く乾かし、快適さを維持する戦略を取ることです。
実践ヒント
  • 防水機能のない通気性の高いハイキングシューズやトレイルランニングシューズを選ぶ。
  • 防水ソックス(ウール製など)を併用し、足の快適さと保温性を確保する。
  • ゲイター(スパッツ)を着用し、靴内部への水の侵入を最小限に抑える。
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