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Backcountry Magazine 🇺🇸

道なき道にこそ価値がある

Roadless, Not Useless

2001年ロードレスルール撤廃の動きと背景
2023年8月18日、米国農務省(USDA)は、2001年に制定された「ロードレスルール」の撤廃計画を発表しました。このルールは、指定された「インベントリ済みロードレスエリア(IRA)」における道路建設、再建、および木材伐採を禁止するもので、これらのエリアが持つ「偉大な」価値を保護することを目的としていました。ロードレスルールは、約5,800万エーカー(約2,347万ヘクタール)の国有林を保護しており、これは米国の国有林全体の約3分の1に相当します。これらのエリアは、手つかずの自然環境、野生生物の生息地、水源保護、そして多様なレクリエーション活動の場として重要な役割を担っています。USDAの発表は、この長年にわたる保護政策に大きな変更をもたらす可能性があり、環境保護団体やアウトドア愛好家から懸念の声が上がっています。

ロードレスルールの重要性と今後の展望
ロードレスルールによって保護されているエリアは、ユタ州ワサッチ山脈のアスペン林のように、スキーヤーがスキントラックを刻むような手つかずの自然が残されています。これらのエリアは、単に道路がないだけでなく、生態系の健全性を維持し、生物多様性を保全する上で不可欠な存在です。また、ハイキング、バックカントリースキー、ハンティング、釣りなど、様々なアウトドア活動の機会を提供し、地域経済にも貢献しています。USDAは今回の撤廃計画について、パブリックコメント期間を設けており、一般市民や関係者からの意見を募集しています。この期間は、ロードレスルールを擁護し、その重要性を訴えるための最後の機会となります。撤廃計画が最終的に承認されれば、これらの保護区における道路建設や木材伐採が再開される可能性があり、手つかずの自然環境への影響が懸念されます。今後のパブリックコメントの動向と、最終的な決定が注目されます。
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