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アルベルト・ヒネス、難関ルート「エル・ボン・コンバット」を完登

Alberto Ginés encadena su vía más dura con ‘El bon combat’

アルベルト・ヒネス、難関ルート「El bon combat」を完登
スペインのエクストレマドゥーラ州出身のクライマー、アルベルト・ヒネスが、カタルーニャ州のコバ・デ・ロセル(Cova de l’Ocell)にある難関ルート「El bon combat」を完登しました。このルートはクリス・シャーマによって開拓されたもので、当初は9a+とグレーディングされていましたが、多くのリピーターからは9bと評価されています。ヒネスは、2023年12月から2024年2月にかけて、合計6回のセッションを要してこの偉業を達成しました。

「El bon combat」の難易度と挑戦の背景
「El bon combat」は、その高い難易度から世界中のトップクライマーが挑戦するルートとして知られています。クリス・シャーマが設定した9a+というグレーディングは、クライミング界で最も難しいレベルの一つですが、実際にこのルートを登ったクライマーたちの間では、体感的な難易度がさらに高く、9bに相当するという意見が多数を占めています。これは、ルートの特定のセクションにおけるムーブの複雑さ、ホールドの小ささ、そして持久力を要する長さなどが複合的に作用しているためと考えられます。アルベルト・ヒネスは、このルートに挑戦するにあたり、約3ヶ月間の期間を設け、集中的なトレーニングと試登を繰り返しました。特に、冬の期間に挑戦したことは、コンディション維持や天候への適応という点で、さらなる困難を伴ったと推測されます。6回のセッションという比較的少ない回数での完登は、ヒネスの卓越した技術とフィジカル、そして精神力の強さを示しています。

アルベルト・ヒネスのクライミングキャリアにおける意義
アルベルト・ヒネスは、東京2020オリンピックのスポーツクライミング男子複合で金メダルを獲得するなど、すでに世界トップレベルのクライマーとしての地位を確立しています。しかし、今回の「El bon combat」の完登は、彼のクライミングキャリアにおいて新たなマイルストーンとなるでしょう。オリンピックの複合競技は、スピード、ボルダリング、リードの3種目を総合的にこなす能力が求められますが、「El bon combat」のような超高難度ルートの完登は、純粋なリードクライミングにおける彼の限界を押し広げるものです。この成果は、今後の彼の競技活動や、より難易度の高いプロジェクトへの挑戦に大きな自信と弾みを与えることになります。また、この完登は、スペインのクライミングシーンにとっても重要なニュースであり、次世代のクライマーたちに大きなインスピレーションを与えることでしょう。
実践ヒント
  • 高難度ルートに挑戦する際は、事前にルートの特性(ホールドの種類、ムーブのパターン、レストポイントなど)を徹底的に分析し、具体的な攻略プランを立てましょう。
  • 長期間にわたるプロジェクトに取り組む場合は、フィジカルだけでなく、メンタル面も重要です。モチベーションを維持し、失敗から学び、ポジティブな姿勢で挑戦し続けることが成功への鍵となります。
  • 異なる天候条件や季節でのクライミングを想定し、適切なウェアやギアの選択、体調管理を徹底することで、予期せぬトラブルに対応できるよう準備しましょう。
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