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スペイン人クライマー、5.15b「The Full Journey」を初登

Spanish Climber Sends First 5.15b with The Full Journey

エンリケ・ベルトラン・ブラスコ、マルガレフで「The Full Journey」を完登し、初の5.15b達成
スペインのクライマー、エンリケ・ベルトラン・ブラスコが、マルガレフのラコ・デ・ラ・フィネストラ地区にあるルート「The Full Journey」を完登し、自身初となる5.15bのグレードを達成しました。このルートはトム・ボルガーによってボルトが打たれ、2022年にアレックス・メゴスが初登したものです。ブラスコの今回の完登は、同じ洞窟でホルヘ・ディアス=ルーロが5.15dの「Café Colombia」を初登した直後の快挙となります。

「The Full Journey」は、ボルガーが設定した5.15aのルート「The Journey」から派生したものです。「The Journey」は大きなレストポイントで終了しますが、メゴスがその先を延長し、より難易度の高いルートとして完成させました。ブラスコは、このルートの完登に向けて、特に核心部でのムーブの習得に時間を費やしました。彼は、特定のホールドの持ち方や足の置き方、体の重心移動など、細部にわたる調整を繰り返し行い、完璧なシーケンスを確立しました。このルートは、非常に小さなホールドと長いリーチを要求するセクションが連続し、持久力と指の強さが極限まで試されることで知られています。ブラスコは、数ヶ月にわたるトレーニングと試登を重ね、最終的にこの難関ルートを攻略しました。彼の成功は、スペインのクライミングシーンにおける新たな才能の台頭を示すものとして注目されています。

スペインにおける高難度ルートの開拓とクライミングシーンの活況
マルガレフのラコ・デ・ラ・フィネストラ地区は、近年、世界トップクラスのクライマーたちによって次々と高難度ルートが開拓されており、スペインが世界のクライミングシーンの中心地の一つであることを改めて示しています。特に、5.15b以上のルートが複数存在するこのエリアは、クライマーにとって究極の挑戦の場となっています。ホルヘ・ディアス=ルーロによる5.15d「Café Colombia」の初登に続き、エンリケ・ベルトラン・ブラスコが5.15b「The Full Journey」を完登したことは、この地域のクライミングポテンシャルの高さを証明しています。これらの成功は、スペイン国内の若手クライマーたちに大きな刺激を与え、さらなる高みを目指すモチベーションとなっています。また、これらのルートの開拓と完登は、クライミングギアの進化やトレーニング方法の改善にも寄与しており、クライミング技術全体の向上を促進しています。スペインのクライミングシーンは、今後も世界中の注目を集め続けることでしょう。
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