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登山・ハイキング
The Trek 🇺🇸

ニューイングランド・トレイル2日目:暗闇が怖い?

Are You Afraid of the Dark? New England Trail – Day 2

ニューイングランド・トレイル2日目:夜の森を歩く挑戦

ニューイングランド・トレイルの2日目は、ウェンデル州立森林公園の舗装された駐車場から始まった。前日の長距離歩行の疲れが残る中、冷たい空気が肺を満たし、朝食を摂りながらパッキングを済ませた。Ruggles Pondからは霧が立ち込め、神秘的な雰囲気を醸し出していた。この日は、マサチューセッツ州のフランクリン郡とハンプシャー郡を横断する約20マイル(約32km)の道のりを歩く計画だった。

予期せぬ日没と夜間ハイクの決断

トレイルは、なだらかな丘陵地帯を縫うように進み、時折現れる急な坂道が体力を消耗させた。特に印象的だったのは、マサチューセッツ州の最高峰の一つであるMount Graceへの登りだった。頂上からは、広大なニューイングランドの森と遠くの山々が見渡せる絶景が広がっていた。しかし、この日のペースは予想以上に遅く、日没が迫る中でまだ目的地に到達していなかった。途中で出会った他のハイカーから、次のキャンプ地まではさらに数マイルあることを知らされ、夜間ハイクを決断せざるを得ない状況となった。

暗闇の中でのハイキングは、昼間とは全く異なる体験だった。ヘッドランプの光だけを頼りに、足元の岩や木の根に注意しながら進む。森の音は一層大きく聞こえ、動物の気配を感じるたびに緊張が走った。しかし、同時に、満点の星空の下で歩くという、普段では味わえない特別な感覚があった。最終的に、予定していたキャンプ地に到着したのは夜遅く、疲労困憊の状態だったが、無事にたどり着けたことへの安堵感と達成感は大きかった。この夜間ハイクは、単なる移動手段ではなく、自分自身の限界に挑戦し、自然との一体感を深める貴重な経験となった。この日の教訓は、ロングトレイルでは常に予期せぬ事態に備え、柔軟な計画を立てることの重要性だった。また、夜間ハイクの装備(ヘッドランプ、予備バッテリーなど)の準備と、精神的な準備の必要性も痛感させられた。
実践ヒント
  • ロングトレイルでは、日没後の行動も想定し、ヘッドランプと予備バッテリーを必ず携行する。
  • 予定が遅れた場合でも焦らず、冷静に状況判断し、安全を最優先に行動計画を修正する。
  • 夜間ハイクは視界が限られるため、足元の確認を怠らず、休憩をこまめにとる。
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