← 一覧に戻る
登山・ハイキング
Explorersweb 🇺🇸

ローツェ初登頂70周年

The 70th Anniversary of the First Ascent of Lhotse

ローツェ初登頂70周年:エベレストの隣にそびえる世界第4位の高峰
2026年5月18日は、世界第4位の高峰である標高8,516mのローツェが初登頂されてから70周年にあたります。ローツェはヒマラヤ山脈のマハラングール・ヒマール地域に位置し、ネパールのソロクンブ県と中国のチベット自治区の国境にまたがっています。エベレストのすぐ南に位置し、西側のヌプツェと共に、これら3つの山々はエベレスト山塊を囲む壮大な馬蹄形の弧を形成しています。最も頻繁に利用されるルートでは、登山者はウェスタン・クームを通り、ローツェ・フェイスを登るまでエベレストと同じルートを共有します。このルートは、ローツェ・フェイスの下部にあるキャンプ2から始まり、標高7,800mのキャンプ3、そして標高8,000mのキャンプ4へと続きます。キャンプ4は、エベレストのサウスコルに位置し、ローツェの頂上アタックの出発点となります。ローツェは、その急峻な氷壁と厳しい気象条件から、世界で最も困難な8,000m峰の一つとして知られています。

ローツェの歴史と挑戦:初登頂から現在の記録まで
ローツェの初登頂は、1956年5月18日にスイス隊のエルンスト・ライスの手によって達成されました。彼はフリッツ・ルフジンガーと共に、ローツェの西壁を登攀し、人類史上初めてローツェの頂に立ちました。この偉業は、ヒマラヤ登山史における重要なマイルストーンとして記録されています。その後、ローツェは多くの登山家を魅了し、様々なルートでの登攀が試みられてきました。特に、ローツェ・ミドル(中央峰)は長らく未踏のままでしたが、2001年にロシア隊が初登頂に成功しました。また、ローツェ・シャール(南壁)は、その技術的な難易度と危険性から、世界で最も困難な壁の一つとされており、現在までに数えるほどの成功例しかありません。近年では、酸素ボンベを使用しない無酸素登頂や、単独登頂といった、より挑戦的なスタイルでの登攀も行われています。ローツェは、その美しさと厳しさから、今後も多くの登山家にとって究極の目標であり続けるでしょう。
元の記事を読む →

関連ギア

ダウンジャケット
アイスアックス