← 一覧に戻る
登山・ハイキング
Abenteuer Berg 🇩🇪

エベレスト登頂、史上初のシーズン1000回超え

Erstmals über 1000 Everest-Besteigungen in einer Saison

エベレスト登山シーズン、史上初の1000回超えの登頂数を記録
2023年のエベレスト登山シーズンは、史上初めて1000回を超える登頂数を記録し、その経済的側面が改めて浮き彫りになりました。シーズン終了後、アイスフォール・ドクターたちはクンブ氷河のルートに架けられていたアルミニウム製のはしごをゴラクシェプ村のデポに回収し、サガルマータ汚染管理委員会の職員はベースキャンプに残されたゴミの分別作業を進めています。ネパール観光省のデータによると、今シーズンは478枚の登山許可証が発行され、そのうち466枚が男性、12枚が女性に交付されました。これは2021年の409枚、2022年の408枚を上回る過去最高の許可証発行数です。これらの許可証は、ネパール側からのエベレスト登頂を目指す登山者に発行されたもので、チベット側からの登頂許可証は含まれていません。許可証1枚あたりの費用は11,000ドル(約160万円)であり、ネパール政府は許可証販売だけで525万8000ドル(約7億7000万円)の収入を得ました。

記録的な登頂数と課題
今シーズンの登頂数は、ネパール側から656回、チベット側から344回と推定され、合計で1000回を超える登頂が達成されました。これは、2018年の807回、2022年の800回を大きく上回る記録です。しかし、この記録的な登頂数の裏には、いくつかの課題も存在します。今シーズンは12人の登山者が死亡し、5人が行方不明となる悲劇も発生しました。これは2019年と並ぶ過去10年間で最も多くの死者数です。死因としては、高山病、疲労、滑落などが挙げられます。また、ベースキャンプからキャンプ2までのルート整備を担当するアイスフォール・ドクターは、クンブ氷河の不安定な状況に直面し、例年よりも多くのアルミニウム製はしごやロープを使用する必要がありました。これは、地球温暖化の影響で氷河の融解が進み、ルートがより危険になっていることを示唆しています。さらに、記録的な登山者数は、ベースキャンプでの混雑やゴミ問題、そして登山ガイドやポーターの労働環境といった問題も引き起こしています。エベレストの商業化が進む中で、持続可能な登山環境の維持と安全対策の強化が喫緊の課題となっています。
元の記事を読む →

関連ギア

登山用ロープ
登山用ハーネス
高山病薬