← 一覧に戻る
登山・ハイキング
The Trek 🇺🇸

CDT3日目:勝ち取った一日

CDT Day 3: Earned, Not Settled For

CDTデイ3:ハチタバレーの夜明けと水場への道のり
記事は、コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)の3日目、2026年4月10日の体験を綴ったものである。この日、筆者は21.8マイル(約35.1km)を踏破し、これまでの総移動距離は58.3マイル(約93.8km)に達した。夜明け前、空はまだ影に覆われていたが、遠くの山脈の稜線が太陽の光によって鮮やかに照らされ始めた。ハチタバレーの石、砂、チャパラル(低木地帯)は、鈍いオレンジ色から金色へとゆっくりと輝きを変えていった。筆者が最初の水場である貯水槽に到着する頃には、柔らかな朝の光が牛の糞が散らばる道を完全に照らしていた。この日の始まりは、CDTの過酷さと、自然の美しさ、そして水場の重要性を改めて認識させるものだった。

水場の確保とトレイルの厳しさ
CDTのような長距離トレイルでは、水場の確保が最も重要な課題の一つである。特に乾燥地帯を通過するセクションでは、次の水場までの距離を正確に把握し、十分な水を携行することが生存に直結する。筆者がこの日最初に到達した貯水槽は、牛の糞が散乱する中に位置しており、水質への懸念も示唆される。しかし、それでも貴重な水源であることに変わりはない。CDTは、単に距離を歩くだけでなく、地形、気象、そして水といった自然環境と常に向き合い、その中で最適な判断を下し続けることが求められる。この日の体験は、CDTが「与えられるものではなく、自ら勝ち取るもの」であるという筆者の信念を裏付けるものであった。日々の歩みの中で直面する困難を乗り越え、自らの力で目標を達成していく過程こそが、このトレイルの醍醐味であると筆者は伝えている。
実践ヒント
  • 長距離トレイルでは、次の水場までの距離と水量を事前に確認し、計画的に行動する。
  • 乾燥地帯を歩く際は、予備の水筒や浄水器を携行し、万が一の事態に備える。
  • 水場周辺の衛生状態が悪い場合でも、浄水器や煮沸などで安全な水を確保する技術を身につけておく。
元の記事を読む →

関連ギア

ハイドレーションパック
携帯浄水器
トレッキングポール