← 一覧に戻る
ウィンタースポーツ
Up-Climbing 🇮🇹

ACCESO MOMENTÁNEO, 5.1, E3, 900 m

ACCESO MOMENTÁNEO, 5.1, E3, 900 m

ペルー・ブランカ山群での新たな滑降ルート開拓:Acceso Momentáneo

フェイ・マナーズとマルコ・マルカンギは、ペルーのブランカ山群に位置するネバド・ランラパルカ(6162m)で、新たな滑降ルート「Acceso Momentáneo」を開拓しました。彼らは特定の目標を持たずにペルーを訪れ、現地の山々を探検し、将来のプロジェクトの可能性を探ることを目的としていました。ワラス到着後、標高4600mでのハイキングから順応プロセスを開始しました。

ネバド・ランラパルカへの挑戦とルート詳細

順応期間を経て、彼らはネバド・ランラパルカの北西壁に注目しました。この壁は、氷河の崩壊と落石の危険性が高く、過去に登攀の試みはあったものの、滑降ルートとしては未開拓でした。彼らは、この壁の最も困難な部分を避けるように、氷河と岩壁の間の狭いクーロワールを下降するルートを計画しました。このルートは、急峻な氷壁と技術的な岩場が連続し、難易度は5.1、E3、900mと評価されました。特に、氷河のクレバスやセラックの崩壊、そして不安定な雪の状態が、彼らの挑戦をさらに困難なものにしました。

困難を乗り越え、新たな滑降ルートを完成

マナーズとマルカンギは、慎重なルート選定と高度なクライミング・スキー技術を駆使し、この困難なルートを成功裏に滑降しました。彼らは、氷壁をアイゼンとピッケルで登り、その後、スキーで急斜面を滑り降りました。特に、ルート中盤の急な氷瀑では、ロープを使用した懸垂下降も行われました。彼らの成功は、ブランカ山群におけるスキー登山と滑降の新たな可能性を示し、今後の探検家たちにインスピレーションを与えるものとなりました。この「Acceso Momentáneo」は、技術的な難易度と危険性の高さから、経験豊富なスキー登山家のみが挑戦できるルートとして認識されています。
実践ヒント
  • 高所順応は段階的に行い、体調管理を徹底する。
  • 未開拓ルートに挑戦する際は、事前の地形調査とリスク評価を綿密に行う。
  • 急峻な氷壁や岩場を含むルートでは、クライミングとスキーの両方の高度な技術が求められる。
元の記事を読む →

関連ギア

バックカントリースキー
アイスアックス
ハーネス