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登山・ハイキング
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MYOGバックパックで挑むCDT:デザインと素材

MYOG Backpack for the CDT: Design & Materials

MYOG(Making Your Own Gear)は、既製品を購入するよりも手間がかかるものの、自分だけのギアを作る喜びや、特定のニーズに合わせたカスタマイズが可能になるという点で、多くのアウトドア愛好家から注目を集めています。本記事では、筆者がコンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)踏破のために自作するバックパックの設計と素材選定に焦点を当て、そのプロセスを詳細に解説しています。

CDT向けMYOGバックパックの設計思想
筆者は、CDTという長距離トレイルの過酷な環境に耐えうるバックパックを自作するにあたり、いくつかの明確な設計目標を設定しています。まず、容量は40〜50リットルを想定し、食料や水、その他の装備を効率的に収納できるサイズを目指しています。これは、長期間の行動を考慮し、補給ポイント間の距離が長い区間でも対応できる容量です。また、バックパックの重量は、UL(ウルトラライト)ハイキングの思想に基づき、可能な限り軽量化を図ることを重視しています。しかし、単なる軽量化だけでなく、耐久性も同時に追求しており、トレイルでの摩耗や損傷に強い素材選定と構造設計が不可欠であると考えています。

機能面では、アクセスしやすいサイドポケットや、頻繁に出し入れするアイテムを収納できるフロントポケットの設置を計画しています。これらのポケットは、歩行中にも容易にアクセスできるよう、配置とサイズが慎重に検討されています。さらに、快適性も重要な要素であり、適切な背面パッドやショルダーストラップの設計により、長時間の歩行でも身体への負担を軽減することを目指しています。特に、CDTのような起伏の激しい地形を歩く際には、荷重分散と安定性が非常に重要となるため、フレーム構造の有無や、ヒップベルトの設計にも細心の注意が払われています。

素材選定と耐久性への配慮
バックパックの素材選定においては、軽量性、耐久性、耐水性のバランスが最も重要な考慮事項です。筆者は、本体生地として、軽量でありながら高い引き裂き強度と耐摩耗性を持つX-PacやDyneema Composite Fabric(DCF)などの高性能素材を検討しています。これらの素材は、ULギアの分野で広く採用されており、過酷な環境下での使用に耐えうる実績があります。特に、DCFは非常に軽量でありながら優れた耐水性を持つため、雨の多いCDTの環境に適していると考えられます。

また、バックパックの底部や摩耗しやすい箇所には、より厚手で耐久性の高い生地を使用することで、全体の寿命を延ばす工夫が凝らされています。例えば、500D Corduraや1000D Corduraのような高強度ナイロン生地は、岩場での擦れや地面への接触による損傷からバックパックを保護するのに役立ちます。縫製には、強度を高めるためにダブルステッチやバータック補強を多用し、特に荷重がかかる部分には入念な補強を施す計画です。ジッパーやバックルなどのパーツも、軽量かつ堅牢なYKK製やDuraflex製を採用することで、信頼性を確保しています。これらの素材選定と構造設計の細部にわたるこだわりが、CDTという壮大な挑戦を支えるMYOGバックパックの基盤となっています。
実践ヒント
  • MYOGバックパックの設計では、まず具体的な使用目的(例:長距離トレイル、日帰りハイキング)と必要な容量を明確に設定しましょう。
  • 素材選定では、軽量性、耐久性、耐水性のバランスを考慮し、X-PacやDCF、Corduraなどの高性能生地を用途に応じて使い分けましょう。
  • 荷重がかかる部分や摩耗しやすい箇所には、ダブルステッチやバータック補強を施し、信頼性の高いジッパーやバックルを使用することで、ギアの寿命を延ばせます。
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