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クライミング
LACRUX Klettermagazin 🇩🇪

タフ・ルトゥム西壁初登攀:「高地のヒョウ」

Erstbegehung der Westwand des Tahu Rutum: „The Leopard of Higher Ground“

パキスタン・カラコルム山脈、タフ・ルトゥム西壁の初登攀「The Leopard of Higher Ground」

シーベ・ヴァンヘー、ショーン・ヴィラヌエヴァ・オドリスコル、シモン・ウェルフリンガーの3名からなる国際チームが、パキスタンのカラコルム山脈に位置する標高6,651mのタフ・ルトゥム西壁の初登攀に成功しました。彼らが開拓したルートは「The Leopard of Higher Ground」と名付けられ、その全長は1,500mに及びます。このルートは、急峻な雪のトラバースを連続させることで、下部の岩壁から山頂へと繋がる特徴を持っています。

チームフリーアセントによる完全登攀

この偉業は、チームフリーアセントという形式で達成されました。これは、チームのメンバー全員が各ピッチをレッドポイント(一度もテンションをかけずに登り切ること)で登攀したことを意味します。このような完全なフリークライミングでの初登攀は、技術的な難易度とチームワークの高さを示すものです。タフ・ルトゥム西壁は、その標高と地形の複雑さから、これまで未踏の難所として知られていました。今回の成功は、ヒマラヤンクライミングにおける新たなマイルストーンとなるでしょう。

この遠征は、高所でのフリークライミング技術と、過酷な環境下でのルートファインディング能力が試されるものでした。3人のクライマーは、それぞれの経験とスキルを組み合わせ、困難な地形を克服していきました。特に、雪と岩が混在する複雑な壁を、フリークライミングのスタイルで登り切ったことは特筆すべき点です。この登攀は、今後の高所クライミングにおける新たな可能性を示唆するものです。
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