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クライミング
Climbing Magazine 🇺🇸

クライミングシューズはオーブンへ。その理由に納得するはず

Put Your Rock Shoes in the Oven—You’ll Thank Us

クライミングシューズの慣らしをオーブンで加速する画期的な方法
長年クライミングに親しんできた筆者にとって、新しいクライミングシューズの慣らしは常に苦痛なプロセスでした。足に合わない硬いシューズを履き続けることで、パフォーマンスが低下し、不快感に悩まされる経験は、多くのクライマーが共感するでしょう。しかし、ある日、友人が「誰かにシューズを慣らしてもらうためならお金を払う」と冗談めかして言ったことがきっかけで、筆者はこの問題に対する革新的な解決策を探し始めました。

オーブンを使った慣らしの具体的な手順と注意点
筆者が発見し、実践している方法は、オーブンを使ってクライミングシューズを慣らすというものです。この方法は、シューズの素材を一時的に柔らかくすることで、足へのフィット感を向上させ、慣らし期間を大幅に短縮することを目的としています。具体的な手順は以下の通りです。

1. オーブンの予熱: オーブンを最も低い温度(約90℃)に予熱します。温度が高すぎるとシューズが損傷する可能性があるため、低温を厳守することが重要です。
2. シューズの準備: シューズをオーブンに入れる前に、インソールを取り外します。インソールは熱に弱い素材でできていることが多く、変形や損傷のリスクがあるためです。
3. 加熱: 予熱したオーブンにシューズを入れ、約5分間加熱します。この際、シューズがオーブンの熱源に直接触れないように注意し、均一に熱が当たるように配置します。
4. 冷却と成形: 5分後、オーブンからシューズを取り出し、すぐに足に履きます。この時、シューズはまだ熱いので、火傷に注意しながら、できるだけ早く足にフィットするように成形します。数分間履き続け、シューズが冷めて足の形に馴染むのを待ちます。

このプロセスは、シューズの素材、特にゴムや合成皮革を一時的に柔らかくすることで、足の形に沿って成形しやすくします。筆者はこの方法を何度も試しており、特に「La Sportiva Solution」や「Scarpa Instinct VS」といった高性能なダウントゥシューズで効果を実感しています。ただし、この方法はすべてのシューズに適用できるわけではなく、特に天然皮革製のシューズや、熱に弱い素材が多用されているシューズには注意が必要です。また、オーブンの温度設定を誤るとシューズが損傷する可能性があるため、自己責任で行う必要があります。筆者はこの方法を実践する際には、常に細心の注意を払い、シューズの状態をよく観察することを推奨しています。

慣らし後の効果とクライミングパフォーマンスへの影響
オーブンを使った慣らしを施したシューズは、新品の状態と比較して格段に足に馴染みやすくなります。これにより、クライマーは慣らし期間中の不快感から解放され、すぐにシューズの性能を最大限に引き出すことができるようになります。足にフィットしたシューズは、フットホールドへの正確な踏み込みや、繊細な足使いを可能にし、結果としてクライミングパフォーマンスの向上に繋がります。筆者はこの方法を実践して以来、新しいシューズを履くことへの抵抗感がなくなり、より快適にクライミングを楽しめるようになったと述べています。この画期的な方法は、多くのクライマーにとって、シューズの慣らしという長年の悩みを解決する有効な手段となるでしょう。
実践ヒント
  • オーブンを90℃に予熱し、インソールを取り外したクライミングシューズを5分間加熱する。
  • 加熱後すぐにシューズを履き、足の形に馴染ませるように数分間履き続ける。
  • 天然皮革製や熱に弱い素材のシューズにはこの方法を適用しない。
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