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ステファノ・ギゾルフィ、サイレンス5.15dで「大きな進歩」

Stefano Ghisolfi Makes “Huge Progress” On Silence 5.15d

ステファノ・ギソルフィ、5.15d「サイレンス」で大幅な進捗

イタリアのトップクライマー、ステファノ・ギソルフィが、ノルウェーのフラタンガーにあるアダム・オンドラの超難関ルート「サイレンス 5.15d (9c)」での挑戦を再開し、大幅な進捗を見せている。ギソルフィは2022年8月にこのルートに初めて取り付き、以来、数回の遠征を重ねてきた。これまでの挑戦では着実に進歩を遂げてきたものの、完登には至っていなかった。

前回の「サイレンス」挑戦以降、ギソルフィは約1年間、ボルダリングに集中して筋力強化を図ってきた。この期間中に彼はV15(約9段)の課題を10本完登しており、今年の2月にはさらに難易度の高い課題にも成功している。このボルダリングでの成果が、今回の「サイレンス」での進歩に大きく貢献していると見られる。特に、ルートの核心部である「MBL」セクションでは、以前は不可能だったムーブを解決し、完登への可能性を大きく広げた。ギソルフィは、このセクションで「巨大な進歩」があったと語っており、以前は非常に困難だったムーブが、ボルダリングでの強化によって「かなり簡単になった」と感じているという。

ボルダリング強化がもたらすルートクライミングへの相乗効果

ギソルフィの今回の進捗は、ボルダリングによる筋力とパワーの強化が、ルートクライミングのパフォーマンス向上に直接的に寄与することを示している。彼は「サイレンス」の各セクションでのムーブを詳細に分析し、特に核心部の「MBL」セクションと、その後の「MBL2」セクションに焦点を当ててトレーニングを行ってきた。以前は「MBL」セクションの特定のムーブで苦戦していたが、ボルダリングで培った指の力と全身のパワーにより、このセクションをより効率的に、そして少ない疲労でこなせるようになった。これにより、彼はルート全体の持久力を温存し、次のセクションへと繋げることが可能になった。

ギソルフィは、今回の遠征で「サイレンス」の完登に非常に近づいていると感じており、特に「MBL」セクションの解決は大きな自信となっている。彼は、このルートが自身のキャリアにおける長期的なプロジェクトであり、完登に向けて引き続き努力を重ねる意向を示している。彼の挑戦は、世界中のクライマーにとって、難易度の高いルートに挑む際のトレーニングアプローチや、精神的な準備の重要性を示す好例となっている。今後の彼の挑戦と、歴史的な完登への期待が高まっている。
実践ヒント
  • ボルダリングで筋力とパワーを強化し、ルートクライミングのパフォーマンス向上に繋げる。
  • 長期プロジェクトのルートでは、各セクションのムーブを詳細に分析し、弱点克服のためのトレーニングを計画する。
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