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登山・ハイキング
The Great Outdoors 🇬🇧

「忍び寄る疲労」イギリスで最も幽霊が出る山小屋での一夜

“Insidious exhaustion crept into my limbs”: My trek to spend a night at Britain’s most haunted bothy

英国で最も幽霊が出るとされる山小屋「ベン・アルダー・コテージ」へのトレッキング
筆者は、英国本土で最も標高の高い駅であるコルーア駅に到着し、中央高地の新雪の中、トレッキングを開始した。目的地は、幽霊が出ると噂される山小屋「ベン・アルダー・コテージ」。スコットランドの山小屋(ボシー)はそれぞれ個性豊かで、堆肥式トイレのあるコルーア、最北端のケアヴァイグ、伝説のシェナヴァル、海でクジラを観察できるルックアウトなどがあるが、ベン・アルダー・コテージは「幽霊が出る」という点で知られている。筆者は長年この山小屋を訪れたいと考えていた。

孤独な道のりと山小屋での体験
コルーア駅からベン・アルダー・コテージまでは約16kmの道のり。筆者はこの距離を約4時間で踏破した。道中、他のハイカーには一人も出会わず、完全に孤独な状況だった。山小屋に到着すると、そこにはすでに他のハイカーがいた。彼らは、筆者が到着する数時間前に、山小屋の裏手にある墓地で奇妙な光景を目撃したと語った。筆者は山小屋で一晩を過ごし、夜中に奇妙な音や気配を感じたという。しかし、それが本当に超常現象だったのか、それとも疲労や孤独感がもたらした幻覚だったのかは定かではない。翌朝、筆者は山小屋を後にし、帰路についた。帰りの道のりもまた孤独で、筆者は深い疲労感に襲われた。このトレッキングは、筆者にとって忘れられない経験となった。

スコットランドの山小屋文化と「ボシー・コード」
スコットランドには、山小屋(ボシー)と呼ばれる無人の避難小屋が多数存在する。これらは主に、山岳地帯を訪れるハイカーや登山者のために無料で開放されており、緊急時の避難場所としても利用される。ボシーは、素朴な造りながらも、暖炉や寝床スペースが備えられていることが多い。利用者は「ボシー・コード」と呼ばれる非公式のルールに従うことが求められる。これには、ゴミを持ち帰る、薪を補充する、他の利用者に配慮するなどが含まれる。ベン・アルダー・コテージのような「幽霊が出る」という噂のあるボシーは、そのミステリアスな魅力から、一部のアウトドア愛好家の間で特別な存在となっている。筆者の体験は、単なるトレッキングに留まらず、スコットランドの豊かな山小屋文化と、自然の中で感じる人間の心理的な側面を探求するものであったと言えるだろう。
実践ヒント
  • スコットランドのボシーを訪れる際は、事前に「ボシー・コード」を確認し、ルールを遵守しましょう。
  • 山小屋泊を伴う長距離トレッキングでは、十分な食料、水、防寒具、ファーストエイドキットを携行し、悪天候に備えましょう。
  • 孤独な環境でのトレッキングは精神的な負担も大きいため、自身の体力と精神力を過信せず、無理のない計画を立てましょう。
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