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アレクサンダー・フーバー、オーストリアで新ルート「5.13d」を10ピッチで完登

Alexander Huber Climbs New 10-Pitch 5.13d in Austria

アレクサンダー・フーバー、オーストリアに新たな10ピッチ5.13dルートを開拓

著名なクライマー、アレクサンダー・フーバーが、オーストリアのグリュンドルゼー湖上空にそびえるゲスラーヴァント(Gösslerwand)に、新たな10ピッチ、難易度5.13d(フランスグレード8b)のクライミングルートを開拓しました。このルートは、彼が20年前に兄トーマスと共に開拓した「ヴィア・ガブリエッリ(Via Gabrielli)」の隣に位置し、長年の未完プロジェクトが実を結んだ形となります。

20年越しの夢、よりダイレクトなラインへの挑戦

フーバー兄弟は20年前、「ヴィア・ガブリエッリ」を開拓した際、より急峻な石灰岩の壁を直登する、さらにダイレクトなラインを構想していました。しかし、当時の技術と装備ではその難易度の高いルートを完成させることができず、プロジェクトは長らく中断されていました。アレクサンダー・フーバーは、最近になって再びこの未完のプロジェクトにインスピレーションを受け、再挑戦を決意。新たな焦点を持ってルートを再訪し、以前の試みで困難だったセクションを克服するための解決策を探しました。彼は、特にルートの核心部である8ピッチ目と9ピッチ目の解決に時間を費やし、最終的にこれらのセクションをフリークライミングで登攀することに成功しました。この新たなルートは、フーバーの長年の経験と卓越したクライミング技術の集大成と言えるでしょう。

ルートの詳細とフーバーのコメント

今回開拓されたルートは、合計10ピッチで構成され、その難易度は5.13d(8b)と評価されています。フーバーは、このルートがゲスラーヴァントの最も急峻な部分を登るものであり、その美しさと挑戦的な性質を強調しています。彼は、このプロジェクトが長年にわたる彼のクライミングキャリアにおいて、最も満足のいく成果の一つであると述べています。また、ルート開拓の過程で、彼は以前の試みで得た教訓を活かし、より効率的かつ安全な方法で難所を突破しました。この成功は、フーバーが現在も世界のトップクライマーの一人であることを改めて証明するものです。彼は、このルートが将来のクライマーにとって新たな挑戦の場となることを期待しています。
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